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ブラック・サウンズ・オブ・フリーダム |
1974年に結成されたブラック・ユフルーの最初のアルバムです。当初「LOVE CRISIS」というタイトルで発表されたものが後にプロデューサーのPRINCE
JAMMYによりリミックスされた後、「BLACK SOUNDS OF FREEDOM」とリタイトルされ発表されたものです。これには女性ヴォーカリストのピューマ・ジョーンズは参加しておらずエロール・ネルソン在籍時の作品です。ここで聞ける音はブラック・ユフルー独自の緊迫感溢れる音ではなく、まだまだ一般的なコーラス・グループに近い感覚の音です。スライ&ロビーの演奏も音数を絞りきり強力なダブ・サウンズを展開する独特の音ではなく、かなり音の跳ねが強力なダンサンブルな感じでまとめられています。強力なオリジナリティが発揮される前の作品である事はあきらかです。 まだなんとか手に入れられると思いますが、先にアイランド・レコードにおける次作のシンセミラ以降アンセムまでの作品がさきです。これら4枚の作品を聞いて気に入ったら聞くようにしてください。この作品よりも重要なレゲエの作品はあります。ブラック・ユフルーのとりこになったら聞いてみる。このスタンスで触れてみてください。
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曲目 |
1.I LOVE KING SELASSIE
2.SATAN ARMY BAND
3.TIME TO UNITE
4.NATURAL MYSTIC
5.EDEN OUT DEH
6.LOVE CRISIS
7.AFRICAN LOVE
8.HARD GROUND
9.WILLOW TREE
10.SORRY FOR THE MAN |
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